<3歳牝馬の戦い>優駿牝馬(オークス)を徹底考察!コース・過去の成績から見える傾向・前走までの走りをもとに推奨3頭を紹介します!

オークス

 先週、先々週とマイル戦のG1がありました。伏兵シャンパンカラーの勝利、ソングラインの見事な内差しによるGⅠ2勝目など面白い日曜日が続いてますね!

今週は、牝馬クラシックG12戦目の優駿牝馬(オークス)が開催されます。圧巻の強さで桜花賞を勝ち取ったリバティアイランドが2冠目を手にするのか、はたまた2冠目に待ったをかける馬が出てくるのか、目が離せません。そこで今回は、優駿牝馬(オークス)の考察をしていきたいと思います。

競馬歴一年、まだまだ初心者の私ですが、一生懸命頑張りますので、ぜひ最後までご覧ください。

コース(東京 芝2400m)について解説

 オークスの会場となるのは、東京 芝2400m(Bコース)になります。

スタートから第1コーナーまでは約350m。その後平坦なコースのまま進み、第3コーナー手前から第4コーナーにかけて緩やかな上り、下りがあります。そして、最終コーナーを回ると、上り坂と約450mの長い直線が待ち構えています。

 東京芝 2400mでの枠別、脚質別、騎手別の成績は以下のようになっております。

着回数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
12-9-7-989.5%22.2%57.3%56.3%
11-6-14-1018.3%23.5%61.1%72.6%
14-13-12-9810.2%28.5%72.9%77.4%
10-11-13-1067.1%24.3%20.2%95.7%
11-15-6-1237.1%20.6%36.8%41.1%
12-16-8-1307.2%21.7%64.8%45.8%
10-13-19-1525.2%21.6%15.2%62.9%
21-18-22-14410.2%29.8%130.7%131.1%
過去3年間集計分

 枠別の結果を見ると、8枠が勝率、複勝率もトップで単複回収率も共に100%を越えており、頭一つ抜けて良い成績を残しています。しかし、外枠が有利という結果はしましていません。

 5、6、7枠の結果はあまり振るっておらず、外枠に比べ、内枠の方が良い成績を残していると言えます。

脚質着回数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ11-10-12-7610.1%30.3%96.1%157.6%
先行32-45-38-2419.0%32.3%57.9%85.7%
差し36-33-31-3148.7%24.2%79.3%67.9%
追込22-13-20-3146.0%14.9%28.1%48.6%
過去3年間集計分

 脚質別の結果を見ると、母数の差はありますが、逃げ馬が勝率がトップで単複回収率も共に100%を越えており、頭一つ抜けて良い成績を残しています。先行馬も複勝率が高く、馬券に絡みやすいことがわかります。内枠が良い成績を残していることからも、この結果には納得できますね。

東京芝 2400mを得意としている騎手
騎手着回数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
C.ルメール28-17-4-2140.0%70.0%118.3%101.6%
田辺 裕信8-13-6-3313.3%45.0%114.0%106.8%
東京芝 2400mを苦手としている騎手
騎手着回数勝率複勝率単勝回収率複勝回収率
武 豊2-1-1-189.1%34.8%16.1%40.5%
川田 将雅2-4-2-158.7%18.2%34.1%41.7%
過去3年間集計分

騎手別の成績から、得意としている騎手と苦手としている騎手を抜粋しました。

 まず目を見張るのは、C.ルメール騎手。70回の騎乗でこの成績は圧巻ですね!また、田辺騎手は人気馬でなくとも馬券圏内に入れてきていることがわかります。

 一方、武豊騎手川田騎手は、他の競馬場、コースと比べても、東京芝 2400mは苦手としているデータが出ています。

過去5年間の成績について解説

 オークスの過去5年の結果は以下のようになっております。

着順枠順馬名馬齢人気上がり通過順位前走間隔前走着順
2022年 晴 良
118スターズオンアース牝3333.78-7-8-8桜花賞5週1
22スタニングローズ牝31034.45-5-4-4フラワーC8週1
38ナミュール牝3434.08-9-9-9桜花賞5週10
2021年 晴 良
19ユーバーレーベン牝3334.412-13-10-8フローラS3週3
27アカイトリノムスメ牝3234.45-7-10-10桜花賞5週4
38ハギノピリナ牝31634.317-17-15-12矢車賞2週1
2020年 晴 良
14デアリングタクト牝3133.111-12-12-13桜花賞5週1
216ウィンマリリン牝3734.02-2-2-4フローラS3週1
37ウィンマイティー牝3334.17-5-5-4忘れな草5週1
2019年 晴 良
113ラブズオンリーユー牝3134.59-8-10-10忘れな草5週1
210カレンブーケドール牝31235.14-4-4-4スイートピーS2週1
32クロノジェネシス牝3235.44-4-4-5桜花賞5週3
2018年 晴 良
113アーモンドアイ牝3133.26-6-6-5桜花賞5週1
21リリーノーブル牝3433.93-3-3-3桜花賞5週3
32ラッキーライラック牝3233.94-5-4-5桜花賞5週2
赤字・・・1位 青字・・・2位

 まず目を引くのは、上がりのタイム。2020年を除き、上がり最速を記録した馬が1着を獲得しています。また、上がり2位の馬も3年間馬券に絡んでおり、鋭い末脚を繰り出した馬が良い成績を残していることがわかりますね。

 通過順位を見ても、3着以内に入った馬の多くは、第4コーナーを4〜10番手で通過しており、先行馬・差し馬が有利に走れるレースであります。一方で、第4コーナーを3番手以内で馬券に絡んだ馬は僅かに1頭。逃げ馬には厳しいようですね。

 前走に注目すると、やはり注目すべきは桜花賞組。2021年ソダシを除いて、桜花賞1着馬はオークスでも勝利しており要注目であります。(ソダシはマイル戦での活躍から、2400mは長すぎたと見れますね。)→リバティアイランド

 桜花賞3着以内の馬も好走傾向にありますが、4着以下に敗れた馬は微妙か・・・。桜花賞組は数多く出走するので取捨選択は必要となります。→コナコースト、ぺリファーニア

 桜花賞組以外では前走1着馬に注目。フローラステークスを筆頭に前走1着馬は過去5年で5頭が馬券に絡んでいます。ただ、2着以下では馬券に絡んだ馬はわずかに1頭。過去10年に広げてみても、3頭と苦しんでいます。桜花賞とそれ以外のレースでは、やはりレベルの差があるので、しっかり頭に入れて検討する必要があります。→ゴールデンハインド(フローラS)ミッキーゴージャス(1勝クラス)

私の推奨馬3選!〜前走までの走り・展開予想を踏まえ、本命・対抗・穴を発表します!〜

 〜推奨するにあたって考慮したいポイント〜

ほとんどの3歳牝馬たちは2400m以上のレースは未経験であり、どの馬にとっても未知の距離なのです!ですので、まずは何より2400mを十分に走り切れるスタミナが必須条件となります。

 また、初めての距離を走るに当たって、馬に合った・馬の強みを十分に生かした走りをすることで勝ち負け出来のではないかと考えます。したがって、ここまでの走りで自分のキャラクターを示せている馬、またそのキャラクターを十分に理解し、引き出すことができる騎手とコンビを組むことができる馬が重要になってくると考えます。相手関係も大事ですが、自分らしさを発揮できるコンビを高く評価したいと考えています。

 過去レース映像を見ると、第4コーナーを過ぎると隊列が横に広がる傾向にあります。そのため、最後の直線に入るまでに進路どりに苦戦してしまうと外、外に回されてしまったり、前に壁を作って詰まってしまうなどロスのある競馬となります。一方、後方からの競馬でも良いポジションを取ることができれば、直線で伸びる脚を遺憾なく発揮できます。操作性の高さや立ち回りの器用さも注目しておくべきポイントになると思います。

本命・・・リバティアイランド

リバティアイランド 牝3 父ドゥラメンテ 母ヤンキーローズ
レース着順騎手距離上がり通過順位
桜花賞川田将雅阪神芝160032.915-16
阪神JF川田将雅阪神芝160035.58-8

 本命はリバティアイランドです!阪神JF、桜花賞を制した出走予定馬唯一のG1馬です。

 目を見張るのは、前走までに示した圧倒的な実力です。どちらのレースも素晴らしい末脚でもって前を走るライバルたちをごぼう抜きしていきました。特に桜花賞では、最後方で迎えた最後の直線、さすがに無理だろうと感じましたが、そこから異次元の豪脚を披露!直線の短い阪神競馬場、前が残る展開の中で見事に差し切り勝ちをしました。上がり3F32.9秒は上がり2位と0.7秒差と他馬との力の差を証明しました。その他にも、新馬戦でJRA史上最速の3F31.4秒を記録。タイ記録が生まれたのが1000mであることから、2歳マイル戦で同じ記録を出したことは衝撃的としか言えませんね。

 さらに、桜花賞1着、直線の長い東京コース、オークスに合う脚質、末脚一気で勝ち続けてきたキャラクターの確立と川田将雅騎手の継続騎乗とプラスに働く要素もたくさんあります。距離延長によって道中のペースも過去のレースに比べ落ち着くでしょうし、2冠目に向けて死角なしだと感じます!馬券においても軸として頭固定の3連系を買いたいと思います。

対抗・・・コナコースト

コナコースト 牝3 父キタサンブラック 母コナブリュワーズ
レース着順騎手距離上がり通過順位
桜花賞鮫島克駿阪神芝160034.52-2
チューリップ賞鮫島克駿阪神芝160033.76-6

 対抗馬はコナコーストです。ここまで4走全て連対するなど安定感のある一頭です。

 この馬の魅力は、自分に合った走りとレースに応じた走りとを上手に使いこなせる操作性の高さと器用さだと考えています。この馬は中団前目でレースを運び、そこからしぶとく伸びる脚を使う走りがベストな馬だと思います。事実、過去4戦全て第4コーナーを6番手以内で通過し直線に入っています。3歳牝馬でこれほど安定して力を発揮できるのは精神面も含め、この馬がそれだけ賢く、器用な馬であることを示していると思います。

 そして評価したいのは前走の桜花賞。圧倒的人気だった2歳女王リバティアイランドに対して勝つための競馬ができていたと感じています。逃げたモズメイメイに対して、いつもであれば4〜6番手で追走するところ、このレースでは2番手で追走。直線で早めにモズメイメイをとらえ、残り1Fで先頭に立ち、逃げ切りを図りました。結果的にリバティアイランドに差される結果となりましたが、粘り込み2着。リバティアイランドでなければ確実に勝っていたと言えるほどの完璧な競馬だったと思います。いつもと違う競馬をした中で、レースに合った走りを一発で体現してみせた器用さと騎手の意図にしっかり反応できる操作性の高さがよく見られたレースでした。

 今回もリバティアイランドがいる中でのレースとなりますが、器用なこの馬にとって距離延長はプラスに働くと思います。桜花賞と異なり明確な逃げ馬が不在の今回のオークスでどのような競馬を見せてくれるでしょうか。私個人としては、怪物リバティアイランドを立ち回りの上手さと器用さでもって対峙する賢者コナコーストを応援したいです!

穴・・・イングランドアイズ

イングランドアイズ 牝3 父kingman 母ヌーヴォレコルト 
レース着順騎手距離上がり通過順位
フローラS横山和夫東京芝200033.414-14-14
クイーンC横山和夫東京芝160034.310-10

 穴馬として推奨したい一頭はイングランドアイズです。想定オッズが14番人気76.4倍となってます。

 前走2走の走りを高く評価しての穴推奨となってます。前々走クイーンカップでは、ゲートの出遅れがありました。また、第4コーナーから直線に入るあたりで前に壁があり、スムーズに進路を取ることができませんでした。しかし、軽く外に持ち出してからは長く伸びる良い末脚を見せ、上がり3位で4着と負けて強しの競馬だったと感じました。馬券圏内には届きませんでしたが、3頭がオークス出走予定のハーパー、ドゥアイズ、モリアーナ、さらにNHKマイル2着のウンブライルなどメンバーレベルの高いレースであったことも評価しています。

 前走フローラステークスでも、ゲートでの出遅れがあり、最後方からの競馬となってしまいました。しかし、直線に入る段階で大外に持ち出し、長く伸びる足を見せ上がり最速33.4秒を記録しました。また、コースが東京2000mであったこともプラスに働くと思います。2400mと2000mでは別問題ではあると思いますが、1600mと2000mでは距離はもちろん、コーナーの数やスタートからのポジション争いなど異なる点も多くあります。マイルでの競馬ばかり経験している馬も多い中、ここ2走で1600mと2000mという異なる距離のレースを経験していることで、2400mという未知の距離に対しても柔軟に対応できるのではないかと考えます。

 ゲートの不安、フローラステークスでの4着など不安材料はもちろんあります。しかし、オークスに合う脚質、また、キャラクターが確立しており、そのキャラクターを十分理解した横山和夫騎手の継続騎乗もこの馬にとっては大きなプラスになるはずです。今回も最後方近くで最後の直線を迎えるかと思いますが、最後方だからこそ大外に持ち出しやすいはずです。スタミナ切れで垂れてくる前の馬の影響なく、切れ味鋭い末脚を見せてくれるのではと期待しています。

 以上で東京優駿2023の考察、推奨馬3頭の紹介を終わりにしたいと思います。レースの構図は、未知の2400mで女王リバティアイランドに対してどのように挑むかというものになると思いますので、今回の記事で攻略の糸口が少しでも見えればと願っております。

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 最後までご覧いただきありがとうございました。よい日曜日をお過ごしください!

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